定年退職後再就職先を見つけるコツ

定年退職後再就職を見つけるコツ

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私の父は以前60代を前にして早期退職をいたしました。団塊の世代と言われ、バブルの絶頂期も不況も全て経験した人間であります。私もバブルの好景気の影響を受けて父が購入したリゾートマンションなどにも遊びに行きました。父は朝から夜遅くまで働いていつも帰りは11時過ぎ、(帰ってきたくなかったのかと最近は思っていますが…)とにかく良く働く人でしたが腰を痛め、それだけが原因ではないのですが60代を待たずに早期退職をしてその後3年間のブランクを経て再就職の道をやっと探しだしたところです。

 

今現在私の父は再就職先を見つけられずにいるのですが、さて一体私の父はどういった探し方をしているから見つけられずにいるのか?ということをケーススタディで考えてみたいと思います。そうすると再就職先探すコツというものが分かるかもしれません。

 

父が条件として挙げているのは以前の給料と同じくらい(大半の人がそうであると思います)、自身が知っていることの範疇から出ない、前職と同業種の仕事がいい、(若い人に仕事を教えて貰うことが嫌なようです)、通勤に余り手間取らない、という条件です。父の持っている資格は一級建築士と普通免許のみで語学のスキルやパソコンなどもほとんどできませんした。図面や製図は書けますがCADなどは触ったことはないそうです。その後パソコンは必要だと思ったのか学校に通ってエクセルとワードはなんとか使いこなせる程度です。

 

さて私がここで思うのは、自分が雇う側であったら人に何を求めるか?ということです。同業種の仕事であれば建築関係ですから一級建築士の資格を活かした仕事です。しかし建築業界では現場監督や建物の管理などですが、最近は建築関係の企業でも訴訟沙汰が増えて建築法や契約などに関する知識というものが多く求められているそうです。何かあれば訴訟に発展する可能性があり、現場では中々しんどい思いをしてきたとのこと。では現場ではなくデスクワークなどであれば法務などの仕事がありそうですが、パソコンが余り得意ではありませんし、訴訟などには直接かかわることはありませんから特に詳しいといことでもありませんでした。私がここまで色々話をうかがってきたときに思ったことは、会社にいて給料をもらって家族を養う。これは父親として100点満点だったと感じています。家計は苦しいと子供ながらに感じることはありましたが私を大学まで行かせてくれました。しかしいざ会社を退社してみると父には他の会社で雇ってもらえるような特殊な能力とまでは言いませんが、パソコンのスキルや英語などの語学のスキルもなにもありません。資格社会と言われる日本ですが、しかしその批判をすることはしておいても何の準備もないままに退職をして就職先が見つからないという方も多のではないかと私は思ってしまいました。

 

私が申し上げているのは今を生きることも大事ですが、ある程度計画をたてておかないと日本では自由な生き方はほとんどできないのではないかということです。外国人の方が日本人は老後のために働いているということを言っているのを聞いたことがあるのですが、実際その方との国の保障などの基本的なベースは全く違うわけです。それと以前にも申し上げましたが再就職を定年退職後に探すとしたらとにかく情熱が冷めないうちに働き口をお探しになったほうがいいと思いますし、また『再就職の求人がない』という場合、多くは条件を望み過ぎていることも覚えておいてもいいかも知れません。私は今後も父を応援していきたいと思っています。
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